薬物の運び屋は、違法なアルバイトで大変危険です。
ここでは仕事内容や給料を解説します。
薬物の運び屋とは？仕事内容
運び屋とは、薬物（覚醒剤など）を指定の場所に運ぶお仕事です。
国内に運ぶケース
ヤ○ザの事務所、マンション、車の中などへ届けます。
粉を袋に入れる作業もやらないといけないこともあり、
簡単な作業として募集されてるため、普通の主婦が知らずにやっていることもあります。
海外へ運ぶケース
スーツケースに入れて、海外に運ぶケースもあります。
中国に運んだ場合は、死刑になることもあります。
薬物の運び屋いくら稼げる？
海外へ運ぶ場合は、数十万円という高額な報酬となることもあります。
薬物の運び屋の体験談
刑務所仲間から、「仕事がある。シャブの密輸。警察から見つ
かっても、外人から無理矢理運ばされたと言え。お礼はする。」と
誘われ、出所後に世話になっていたことと金欲しさから「運び屋」
になった。 （懲役９年 罰金２５０万円）
仕事もなく、居候先の男に相談したところ、「海外旅行に行って
くるだけで５０万円くらいになる仕事がある。渡航費用も心配入ら
ない。」と誘われ、金欲しさから「運び屋」になった。
（懲役８年 罰金３００万円）
借金返済後、再度、借金を申し込んだところ、「儲け話がある。
ヤバい仕事。スーツケースをマレーシアから持って帰るだけ。」と
誘われ、会社の運営資金等欲しさに「運び屋」になった。
（懲役７年 罰金３００万円）
引用：https://www8.cao.go.jp/souki/drug/pdf/approach_municipality/kei_mie.pdf
薬物の運び屋のバイト募集情報
薬物の運び屋は、SNS（Twitterなど）や
ネット上の掲示板（お金あげます、支援掲示板など）で募集されています。
「荷物の配達」など、隠語で募集されていることが多いですね。
また、知人の紹介、中高時代の先輩・後輩などの知り合いに
「稼げるバイトがある」と勧誘されることもあります。
薬物の運び屋は違法バイトで逮捕される
当然、薬物は違法なので運び屋も違法なバイトです。
運んでいる途中に警察にバレた場合、逮捕されて長期の懲役となることがあります。
無期懲役・死刑になることも
我が国の薬物犯罪の刑罰の中では、密輸・密造罪が最も重くなっています。
営利の目的で覚醒剤を密輸入した場合の最高刑は無期懲役と定められています。
国によっては、死刑となることもあります。
他人から荷物は預らない
他人から預かった荷物でも、自分の携行品の中身については責任を問われます。
「知らなかった。」、「分からなかった。」では済みません。
運び屋は辞めるのが困難
このような業界に一度足を突っ込むと、辞めるのが困難になります。
その理由は、警察への密告などを防ぐためです。
辞めようとすると引き止められるので、普通の仕事には戻れなくなるという覚悟が必要です。
